暑いですね。夏ですね。
オリンピック真っ最中ですが、2013年に東京招致が決定したときは誰が今の状況を予想したでしょうか。日本の酷暑にオリンピック競技なんて無理じゃない?と話題になっててみんなで打ち水しましょう、みたいな対策案を都知事が出して一斉にブーイングくらっていたのを今思い出しました。平和でしたね。
酷暑に打ち水で勝つ!というのはコロナにアベノマスク、とレベルは一緒だから、そういう意味では何も変わっていないか。
メンバーが仕事楽しんでるか気になった。
結局今年も夏休みに思いっきり遊ぶこともままならず、ただただ家にいろと言われる今日このごろ。せめて仕事ぐらいは楽しくやりたいよね、と強く思う日々でございます。
私は40歳過ぎたぐらいから自分が出来ることと出来ないことの割り切りがついてきて、めっきり仕事が楽しくなったタイプでございます。(30代はなんか中途半端にモヤモヤして純粋に楽しめなかった)。
会社の行動指針にも『「おもしろい」仕事をしよう。』を掲げています。
でも、人も増えると「仕事たのしー!」みたいな人ばっかりじゃないし、日々業務やってると辛いことも多いもんで、私みたいに能天気に楽しく仕事できてる人なんて少数かもなぁと思い至り。
アンケートとってみた。
で、どれぐらいの人が仕事楽しめてるのかなと思って雑に社内で無記名アンケートとってみました。
聞いた質問は一問だけ。
結果
一応、全メンバー約100名(正社員・パートスタッフ)のうち、9割近い回答だから、まぁそんなに当たらずとも遠からずじゃないかな。私が想像したよりも楽しいと思っている人が多かった。(全体の57%)
ちなみに職種別で見たら、一番楽しい割合が高かったのはエンジニアでした。次が営業。
アンケートとったあとに従業員から「社長からいきなりアンケート飛んできたらみんなそれなりに忖度するやろ」と言われたので、多少バイアスはあるものとご認識くださいませ。
どうせなら楽しんだほうが得
とはいえ、実際に楽しくないと言ってる人も2割弱いてここはまだまだ課題ですね。どうせならみんな上から下まで全員楽しいって言ってくれたら最高。
まぁ仕事なんで、楽しさだけで乗り切れるほど甘いものでもないですし、やらないといけないことも多いし、お客さんに怒られたりトラブルが起きたり、もういっそのことすべてを放り出してプー太郎にでもなりたいなと思うタイミングも無くはないけど、それでもそういうこともすべてひっくるめて「仕事を楽しむ」というのは大切な思考だと思うんですよね。
同じ状況に置かれても、その状況を楽しめる人と、その状況を辛いと思う人は分かれるんですよね。出来る限りどんな状況下でも楽しみ方を見つけるのは本人の意識で変わる部分だと思っています。
裁量権って大事らしい
職場のストレス研究の第一人者の心理学者カラセックさんが提唱した「裁量権‐仕事量モデル」というのがあるらしいです。裁量権と仕事量の4象限で分類したときに、裁量権と仕事量が多い象限(I群)が最もストレスが低いらしいです。裁量権が大きくても仕事量が少ないと物足りなさを感じて逆にそれがストレスになるんだそうで。なるほど
どんな状況でも前向きに生きる
SOCとは、アウシュビッツの過酷な環境を生き抜いてなおストレスに打ち勝ち、健康に長生きした人たちの特徴を調査した研究があり、その共通点がSOC(Sence of Coherence)というらしいです。
「自分の生活世界は首尾一貫している、つまり、筋道が通っている、腑に落ちるという知覚・感覚のこと。自分自身が生きる世界は無秩序で、わけのわからないものではなく、きちんと筋が通ったものだと思えること」
コロナの時代や仕事も大変な状況においてこそ、前向きに捉えて最後はなんとかなるさと思う感覚は大事だなと思うわけです。
今年はもう緊急事態が日常になってしまい、これは日本という国自体がが緊急事態だよねと思わなくはないですが、とはいえ日々健康に楽しく生きていればそれで良し、の精神で仕事も楽しみたいと思ってますし、うちのメンバーがひとりでも多く仕事を楽しんでもらえたら嬉しいと日々願ってます。