メディアコンテンツファクトリーは2022年7月に株式会社レイヤードに社名を変更しました。
弊社からの発信は、今後こちらからご覧ください。
https://layered.inc/

プロジェクト

ファミリーデー開催レポート

社長と子供たち

こんにちは、MCF広報担当の伊藤です。

2019年8月某日、学校の夏休みもそろそろ終わりという頃、MCF福岡本社ではファミリーデーを開催しました。スタッフの子どもたちがオフィスに遊びに来てくれ、とても賑やかな1日を過ごすことができました。今回は、その模様をレポートします。

イベントプロデューサー軍団

MCFでは、パートスタッフが季節ごとにさまざまな企画をし、準備から予算管理、当日の仕切りまですべてを担当して開催されるイベントがあります。そう、社内にイベントプロデューサー軍団がいるんです。

小さい子どもがいるスタッフも多く、なかなか夜の飲み会には参加しにくい、でも、みんなともっと交流したい!楽しいことしたい!という声から、お昼休みを利用したイベントを開催するようになりました。毎回、軍団メンバーは入れ替え制で新入社員やグループ会社のメンバーにも参加してもらうことで、この企画自体が良き交流の場にもなっています。

かれこれ1年以上続いており、ハロウィンやクリスマスなど、(だいたい食べることがメインの)イベントが催されています。回を重ねるごとに、軍団のプロデュース能力は向上しており、内容の充実度は増していると感じます。

今回のファミリーデーもそんな軍団が仕掛けたイベントでした。

イラストが得意なメンバーが趣向を凝らしたポスターを作成して告知します。

ファミリーデーは究極の交流イベント!

なぜファミリーデーの企画になったのか、軍団長(パートリーダー)に聞いてみました。

働くお母さんにとって、子どもの病気などで急な休みや遅刻・早退はつきものですが、本人からすると心苦しいと思ってしまうんですよね。お互いの家族の顔が見えれば、周りもサポートしやすくなるんじゃないかなと思いました。

また、残業が続いたりすると、家族に負担をかけてしまうこともありますが、仕事をしている姿や、一緒に働いている上司、同僚、部下と顔を合わせてもらうことで、ご家族にも理解してもらいやすくなればいいなという思いもありました。

もともとスタッフ間の交流を目的としているイベント企画ですが、ファミリーデーはその究極の形ということだったんですね。

いよいよファミリーデー

未就園児を含め、小さなお子さんの参加も多かったことから、軍団は、3時間弱で楽しめるプログラムを用意してファミリーの皆さんをお迎えしました。

当日のタイムテーブル

  • 11:45
    受付開始

    受付開始

    子どもたちがぞくぞくと会社に。

  • 12:00
    アイスクリーム屋さんスタート

    代表と取締役

    子どもたちがアイスクリーム屋さんに扮して、ご挨拶代わりにスタッフにアイスを手渡してくれました。代表と取締役もアイス屋さんになって、場を盛り上げてくれました。(イベントごとでは何を頼んでもノリノリでやってくれる役員2名、弱冠42歳)

  • 13:00
    社長によるMCF社内ツアー

    MCF社内ツアー

    デスクの島ごとに子どもたちをご案内。なんの前触れもなく、各部門の責任者が名指しされ、即興でお仕事紹介。みんな、たじたじ。
    平易な言葉で説明するって難しくて、私もうまくできなかったけど、参加者の小学1年生が「僕は良かったと思うよ」と励ましてくれました。ありがとう(涙)

  • 13:30
    名刺をつくろう

    名刺をつくっている風景

    MCFの名刺台紙を用意して、子どもたちに自分の名刺をつくってもらいました。スタッフ気分が味わえたかな?

  • 14:00
    ボスを探せ!スタンプラリー

    スタンプラリー

    諸君!
    私を見つけられるかな?

    社内ツアーで紹介された各部門の責任者=ボスを探して、ご挨拶。
    判子を押してもらいます。子どもたちは、鬼の速さでオフィスを駆け抜けていきました。

    ちなみに、このスタンプ台紙は、普段、映像などのデザインをしている軍団メンバーのお手製です。参加したお子さんの中には、自宅に持ち帰って「大事なモノ入れ」に入れてくれた子もいたそうです。

そして、社内を満喫したところで、おひらきに。元気に手を振ってお家に帰りました。
また来てね。

感想:子どもの視点、親の視点

参加してくれた子どもたちはとても楽しんでくれたようです。特に「社長」という人種と直にお話できたことが良い体験になったんだそうです。

小学1年生 男子

社長さんとお話できて、いろいろ質問に答えてもらえてうれしかった。
社員さんの紹介で「怒られる係」って言ってた人がおもしろかった。
学校が休みだったら、また会社に行きたいな。

※怒られる係とは
ユーザー様の対応をする部署で、クレームに発展してしまった場合の対応を子どもにもわかるように「怒られる係」と表現したところ、とてもウケたようです。いつも怒られているわけでもパワハラされているわけでもありませんので、ご心配なく(笑)

小学1年生 男子 ママの感想

職場に子どもを連れてくる、というのが私自身も初めての体験で、正直、どうなることやらと不安でした。
社長や社員のお話を聞いたり、名刺づくりをしたり、私がつきっきりじゃなくてもきちんと参加していたので、子どもの成長を感じることができました。親でも学校の先生でもない、初めて会った大人のお話をちゃんと聞けるようになったんだなと感慨深かったです。

小学5年生 女子

社長って、スーツを着て、もっとおじいさんなのかと思ってたけど、全然違った。
働いている人もみんな自由な服装で、音楽が流れていたりして、会社ってこいういう場所なんだってびっくりした。
社長とか、会社というもののイメージが変わりました。いろんな社長、会社があるんだなと思いました。

小学5年生 女子 ママの感想

我が子に職場での顔を見られるという気恥ずかしさもありましたが、親にも「ママ以外の顔があるんだよ」ということを見せられたのは良かったなと思います。 だんだんいろいろなことがわかる年齢になってきたので、会社を見学できたことで、例えば「今日は残業だよ」っていうことも理解してもらいやすくなるかなと思いました。

ちなみに、独身スタッフからは
「家族っていいな」
という心の声が漏れてました。

楽しみながらイベントを企画してくれている軍団ですが、年齢も性別も、仕事に対する価値観も違うスタッフが50名以上も同じ職場にいるため、なかなか苦労することもあるようです。
なるべくみんなが気軽に参加しやすい内容を心がけて企画していますが、満場一致で理解を得ることは難しいもの。人を巻き込んで何かを成し遂げるのって大変です。
それでも、めげずに交流イベントを企画して、楽しい雰囲気をつくってくれる軍団のみなさんには、頭が下がります。

次のイベントも楽しみにしています!

あとがき
MCF福岡本社ではお花見やバーベキューなど、ファミリーイベント同様にご家族やパートナーも参加OKのイベントを開催しています。
若い世代からは、こういったイベントは熱苦しいと敬遠されるかもしれませんが(私も昔はそう思ってました)、参加してみると楽しくていいものだなって思います。
 
今回、ファミリーデー企画の中心メンバーとして、スタンプラリー用紙のデザインをしてくれたスタッフ(20代)は、「業務を通じて学んだスキルを活かせて、さらに子どもたちに喜んでもらえて嬉しかったです。会社って働くだけじゃないんだなって思いました。」という、感想を聞かせてくれたのが印象的でした。
 
本社よりも人数が少ない東京や大阪オフィスではまだこういったイベントを実現できていないので、今後は各拠点でそんなイベントができるようになったらいいなと考えています。