こんな失敗ありませんか?
採用活動は、医療機関にも一般企業にも様々な苦労がありますよね。
「せっかく採用したのに早期退職されてしまった!」なんて失敗をしたことがある方も多いはず。
今回は採用活動成功のために弊社で実践しているポイントをご紹介します。貴院のお悩みも解決できるかも!?
目次
1目的を明確に!
目的によって採用活動は大きく変わります。まずはその整理を行いましょう。
①補充
即戦力を即採用!
退職や休職等で人員を補充しなければならない場合は、既存スタッフが業務過多で疲弊する前に採用までのスピード感が命!
①増員
育成も含めて
長期的視野で採用を
事業拡大等で増員する場合は、既存スタッフに教育を任せて、教育係の成長も促すなどスタッフ全体のベースアップも考えるとより◎!
本当に採用は必要?を考えることも大切
業務整理や役割分担の見直し等で対応可能なことも…。
本当に必要な採用かを一旦考えてみるのも大切です。
2人物像の具体化!
どんな人を採用するか「具体的な人物像」をイメージしましょう。
現在のスタッフの層を見る
現在のスタッフで不足している層、もしくは、より厚くしたい層で人物像を考えるとイメージしやすくなります。
3媒体も大切
人物像のイメージができてから初めて求人の手段を検討します。
媒体の特性を理解する
求人サイトでも媒体によって、得意とする職種、支持されている年齢層・性別が異なることも!
媒体の特性を理解して選定を。
実は「今あるツール」が求人に役立つことも!
4面接は意図のある質問を!
面接では、「評価の項目」を明確に持ち、それを判断できる質問をきちんと考えておくことが大切です。そして、STEP2で決めた人物像をしっかりと念頭に置いて選考を行うよう心がけましょう。ちなみに弊社では、実際の面接でこんなことを聞いています。
表は横にスワイプするとご覧いただけます。
評価の項目例 | 質問例 | 質問意図 |
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志望意欲の 本気度 |
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業務を理解しようとする姿勢・下準備の有無により、志望の熱量をはかる。 |
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何を基準に会社を選んでいるのか、また転職活動そのものに対する本気度をはかる。 | |
求める人物像や 志向性との マッチ度 |
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入社後の自分をしっかりイメージしようとしているかを判断する。 |
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職場での人間関係や、仕事上どんなことに不満を抱えるかを見る。 | |
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リーダー的思考があるか等、仕事における志向を確認する。 | |
冷静さや 判断力 |
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素の部分を引き出す目的に加え、事前準備できない話題をふることで、とっさの判断力や冷静さをはかる。 |
「良いこと」「悪いこと」はどちらも伝える
早期退職の原因は採用のミスマッチが大半。面接時には良いことばかりではなく悪いことや厳しいことも伝え、双方が納得した上で採用することが大切です。
5合否は人物像を念頭に
あとは決めるだけ!採用したい人物像を念頭に置いて決めましょう!
決められないこともある!
決定打ではないけれど、なんとなく違和感があって合否を決めきれないこともあります。
どうしてもすぐに採用しないと業務が回らない状況ではない限り、自分の直感を信じてみるのも1つの手。
6採用後はしっかりフォロー!!
採用活動は採用した人材が仕事で活躍してはじめて成功といえます。そのためには採用後のフォローが大切。弊社が実際に取り組んでいることをご紹介しますので、ぜひご参考ください。
「新人スタッフ」へのフォロー
入社直後は緊張の連続。日々、表情や些細な行動の変化に気をつけて見てあげることが大切です。
弊社での取り組み例
メンター制度
教育係とは別に、精神的フォローを行うスタッフを設置しています。
直属の先輩よりも他部署の方が相談しやすいことも!
定期的な個人面談
気が向いた時だけではなく、スケジュールを組んでやっています。
こっちも忘れないで!
「既存スタッフ」へのフォロー
新人スタッフの採用により、中には居心地の悪さを感じてしまう人も…。
下の子が生まれたら上の子により目を配る!子育てと似ています。
弊社での取り組み例
新しい仕事にチャレンジさせる
自分の一段階上のステップに上がるのだという感覚を持たせます。
新人の教育係を任せる
教育係を任せることで、教える立場になったという意識を持たせます。
人事採用で役立つ
あると便利な
ツールをご紹介!!
求人サイトを利用する以外にも、既に利用してるツールが採用に役立つことがあります。その中から多くの病院や企業でよく見る2つをご紹介いたします。
ホームページ
ホームページを見るのは患者さんだけではありません。求人情報を見た人の多くは貴院を検索し、ホームページを閲覧することがほとんどです。実際に、弊社の採用活動でも役立っているんですよ。
新ホームページを見た応募者からの声
弊社は2017年7月にホームページをリニューアルしました。
以前は、「サービス、商品紹介」「イメージ写真」中心のホームページだったのですが、「理念のアピール」「実際の写真」を前面にしたものに変更したことで、応募者から以下のような反応がありました。
Before
After
オフィスや人が写真のままの雰囲気で安心した!
メディアコンテンツファクトリーの考え方に共感した!
リーフレット
貴院の紹介を記載したリーフレットがある場合は、面接の際に応募者に手渡すのがオススメ。多くの中から貴院を選んで働いてもらうためには、貴院のことをもっと知ってもらい、印象づけることが大切です。
リーフレットを渡す効果
リーフレットを面接で手渡す
面接後も思い出してもらえるきっかけに
面接で伝えきれないことを伝えられる
今回のまとめ
- 採用の目的、求める人物像を明確に
- 面接は意図のある「質問」を行い、双方が納得した上で採用を
- 採用後は新人はもちろん、既存スタッフのフォローも抜かりなく