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オラウータンが率いてチンパンジーが管理するオラウータンな組織

こんにちは。だいぶお久しぶりにブログ書いています。

最近はすっかりWEB問診の方に使える力をすべてつぎ込んでいます。
なので、ブログなぞ書いている暇あるか!と思ってサボっているときに限って、会った人とかから「ブログ読んでます」と言われることが続き、これは神様が私に「ブログをサボるではないぞ」と言ってるのだと解釈して、頑張って書こうと自分を奮い立たせております。

さて、突然話は変わりますが、タイトルでお気づきの方はいらっしゃるかもしれません。
『類人猿分類診断』というものをご存知でしょうか?

「類人猿分類」は実際の大型類人猿の性格傾向をヒントに、精神科医・名越康文の監修のもと、Team GATHER Projectが作成した性格分類です。単独行動で職人肌のオランウータン、ムラっ気が強いけどリーダーシップのあるチンパンジー、
秩序を守る物静かなゴリラ、愛嬌があって互いの気持ちを大切にするボノボ。4種類という大まかな分類ですが、ビジネスや学校など、あらゆる現場で使える実践的な性格分類法です。4つのタイプは考え方や行動の基準がまったく違います。そのため、タイプが異なる人同士では、互いの言動が予想できなかったり、その背景にある理由がまったく想像できないことがしばしばあります。類人猿分類を活用して、自分や家族、友人、同僚の性格傾向を互いに理解しあっていくことによって、会社や学校、家庭などの人間関係をより円滑にしていくことができるようになります。(サイトより抜粋)

今年の頭ぐらいに、友人のある経営者と飲んでいたときに、組織の構成メンバーの分析にこの類人猿分類診断を使うと面白いよ、という話を聞きまして。

この分類ですが、簡単に言うと下記の図のように、「感情を表に出すか出さないか」と「物事の成果を追求したいタイプか調和・安定を大事にするタイプか」で4つの類人猿に分類しています。

ちなみに、それぞれのタイプは

【オラウータン】「一匹狼ですが、何か?」「干渉されるのは嫌いです」「納得できれば失敗してもいいんです」
ようはあまり上とか組織の言うことは聞かない一匹狼だけど、自分が納得できれば良し、みたいなタイプですね。

【チンパンジー】「いろいろ考えている暇があったら即行動!」「どう?すごいでしょ?私がやったの!」「結局人生、勝つか負けるかだよね」
基本的に明るく活発で社交的。勝ち負けにこだわって他人から認められたいし嫉妬心も強いタイプ。

【ゴリラ】「社会のルールは守りましょう」「安心・安全・変わらぬ平和な毎日が大切」「敬意に欠ける人は嫌い」
地味で目立たないけどコツコツ着実に仕事をこなすタイプ。平和主義者。

【ボノボ】「すごい!なるほど!さすがです!」「なんかやだ!こっちがいい!」「嫌われていないかな?心配」
その人がいると空気が明るくなるムードメーカー。感情表現も豊かだけど、感情的・主観的なタイプ。

ということらしいです。

別にどの類人猿が優れているという話でもなく、組織にどのタイプが多いかで組織の性格などが変わるよね、という話らしいのですが、イケイケのベンチャーとかだとチンパンジーが多すぎて統制取れなくなりやすい、とか、社員みんな仲良く、とかの会社だとボノボが多すぎて多少摩擦があっても成果を求めていく、という部分が弱かったりするよね、みたいな話をお酒飲みながら聞いたわけです。

社長としては当然、「じゃうちの会社どうなの?」ということでやってみました。

結果、MCFはオラウータンとボノボが多い組織らしいです。ただ、MCFの場合正社員とパートがちょうど半々ぐらいなので、それぞれにわけて見ると

ということで、見事に傾向がわかれました。

結論としては

  • 正社員の約半分はオラウータン。一匹狼の集団、干渉されるのは嫌い、会社の飲み会とかも基本参加しない。
  • パートさんの半分はボノボ。調和と共感を愛する存在。会社の雰囲気作りに貢献。

他にグラフからはわかりませんが、

  • 取締役は全員オラウータン。オラウータンが率いる組織
  • 逆に部長・マネージャー層の中間管理職は100%チンパンジー。勝ちにこだわるぜ!
  • 社員の一般メンバーはわりと多彩だけどオラウータン多め。

ということで、階層構造的には「オラウータンが率いてチンパンジーが管理するオラウータンな組織」ということでした。

確かにMCFのメンバーは自由主義者というか個人主義者な人が多めで、他人と適度な距離感を持ちたいと思うタイプが多い気はします。そもそも取締役が二人ともオラウータンなので管理されることとか大嫌い。自分で納得したことしかモチベーションわかないし、勝ち負けの前に納得感大切。

余談ですが、昨日会社のSlackで飲みに行く人を募集したところ、部長ひとりしか手をあげず、社長が可哀想になった取締役と部長だけ同情で付き合ってくれた、という悲しいエピソードを持っている社長は私です。

もし自分の会社でもやってみた!という人がいれば、是非比較してみたいので結果をFacebookのメッセででも教えてくださいませ!