ブログの更新、すっかりご無沙汰してしまっております。書こうという気持ちはあるんですよ。嘘ではありません。ただ、良く言えば筆の遅いタイプ、悪く言えばただの怠け者、皆様ご機嫌うるわしゅう。
ここ最近、MCFはいくつか新しい取り組みのリリースをさせていただいておりまして、今回はサラッとそのあたりの紹介をさせて頂ければと思います。
1.WEB問診 SymViewを正式販売しました
リリース:「メディアコンテンツファクトリー,診断推論エンジンを搭載したWEB問診システム「SymView」を正式販売開始」
サイト: WEB問診 SymView | スマホで問診 | カルテテキストに自動変換
WEB問診自体は以前ブログでも少し触れた通り、夏前から様々なクリニックで導入を進めていましたが、おかげさまで導入医院で価値を認めてもらって、製品として自信を持てたことから正式に販売価格も決定して11月から販売開始しました。(今まではベータテストユーザの位置づけでした)
各電子カルテメーカとの連動調整もほぼほぼ完了し、ほぼすべての大手電子カルテメーカと連動できるようになりました。現在、順調に引き合いおよび導入が進んでいて、私はプロダクト担当者として営業から導入レクチャー、運用のサポートまで開発以外のすべてをやっていまして、すでにパンク気味です。早くサポート担当を入れたい。。。
でも、4年前ぐらいに自分で企画して、最初は自分ひとりでプログラミング勉強しながら開発して、そこから実証実験始まるぐらいでちょうどエンジニアが入社してくれて、そこからエンジニア2名と3人で少しずつ製品改良していって、ベータリリースでいろんな医療機関に導入して、価値を認めてもらって、導入医院も増えてきて次のステップも見えてきて、と時間はかかりつつもここまで順調にこられたことに大きな嬉しさもあるし、こうやってゼロから何かを作って世の中に認めてもらうってのが仕事の醍醐味だよなと思っています。
直近の夢は、WEB問診を、レセコン・電子カルテ・PACS・予約システム、に次ぐ「新しい医療システムカテゴリー」として認知・定着させることです。カテゴリーメーカーになりたい。
2.NTTドコモと遠隔診療ソリューションでの共同事業をスタートしました
リリース:メディアコンテンツファクトリーとNTTドコモ、オンライン診療サービス「MediTel」がシステム導入費などを無料提供開始
サイト:オンライン診療のメディテル | 導入費、月額費、患者負担ゼロ円
こちらも実は夏ぐらいから進めていた座組として、11月にようやくリリースできるようになりました。NTTドコモが行っていたMediTelというオンライン診療ソリューションについて、協業の相手としてMCFを選んでいただきました。
オンライン診療の領域は、昨年ぐらいから盛り上がってきていたものの、今年(2018年)4月の診療報酬改定で、かなり厳しい方針が打ち出されたことで、参入していたメーカの多くが撤退、すでに先行していたメーカでもビジネスベースに乗りにくい市場になってしまいました。
ただ、将来的には診察や医師の相談をオンラインで受けられる領域が増えていくのは確実だと思っていますし、MCFとしても直接的ではないにしても、どこかと組んでオンライン診療の使い方を考えていきたいなと感じていました。NTTドコモとしては、協業相手として医療業界にパイプがあり、そういった新しい領域にも積極的に取り組んでくれる相手としてMCFを選んでくれて、今回の座組となりました
しばらくは、あまり大きな動きがとれず、投資フェーズが続くとは思いますが、WEB問診とオンライン診療は非常に相性が良いと思っていますし、WEB問診で電子カルテメーカとも繋がれているのでそちら方面からも何か新しいソリューションないし、オンライン診療の使い方を提示していけないかなと考えています。
医療のコミュニケーションをもっと円滑にしていきたい
既存事業の医療向けサイネージから、医療のホームページ制作、新規事業のWEB問診、オンライン診療、までいろんな事業に手を伸ばしていますが、基本的にはすべて「患者と医療機関のコミュニケーション支援」を軸に考えています。医療機関から何を患者に伝えるべきか、患者からは何を医療機関に伝えるべきか、それらをどういう手段で伝えたら最も伝わりやすいか、更には最も効率的に伝えることができるのか、自分たちが考える「今より少しだけ良い未来」に近づけていけるようなプロダクトをこれからも開発して提供していければなと思っています。
医療を、もっとわかりやすく、ということで。